エッセイ

【息子のおもしろ事件簿】遅寝早起きショートスリーパー事件

息子が寝ません。

なかなか寝ません。

娘は8時になるとすぐに寝ます。

「ねーね(娘:姉のこと)が寝たから僕の時間!」

と言わんばかりにやる気スイッチが入ります。

好きなおもちゃを出し始め、読みたい絵本を片っ端から引っ張り出し、寝ている娘の周りで暴れ回ります。

1時間程度で満足して寝てしまうことが多いものの、時にはそのまま遊び続けてしまうことも。

そんな時は息子の眠気スイッチを押してあげると、ストンと眠りに落ちてしまいます。

さて、眠気スイッチ、君のはどこにある?

息子の1日は日の出前から始まる

息子は毎日早起きです。

体内に電波時計が内蔵されているんじゃないかと疑うくらい、毎日ほとんど決まった時間に目を覚まします。

その時刻、なんと5時。

季節によっては日の出前。

幼児にしては、さすがに早過ぎます。

最近の息子のマイブームは、寝ている私のお腹の上に立って楽しむことと、そのまま勢いよく私のお腹に尻餅をつくこと、です。

それを私は、(眠たくて抵抗することができないだけかもしれませんが)息子が満足するまでひたすら耐え続けます。

モンテッソーリ教育を推奨する育児本に「子どもが何かをやりたがるのは、それに関する能力を高めたいから。満足するまでやらせてあげてください。」という内容が書かれてありました。

なるほど、息子は私のお腹の上に立つことでバランス能力を磨いているのか。

私のお腹に勢いよく尻餅をついて、重力の不思議を感じ取って・・・

いやいや、そんなはずはない?

仮にそういった能力を磨いているのだとして、私のお腹の上である必要性がどこにある?

モンテッソーリ先生、教えてください。

私はわからなくなってきました。我慢した方が良いのか、それともやめさせた方が良いのか、いったいどうすれば良いのでしょうか。

2人目とはいえ、育児はやはり難しい。

息子が私のお腹の上で尻餅をついて磨かれる能力?

私の腹筋くらいのものでしょう。

4月生まれなのに、一人だけ午前睡

朝が早すぎるからでしょうか。

子ども園の1歳児クラスに通う息子は、たっぷりと午前睡(午前中の睡眠を「午前睡」と言うのだそう)をとっています。

0歳児クラスだった昨年度、子ども園のアプリ上でその日の睡眠時間の報告がありました。

午前睡○時間、午後睡○時間、といった具合で。

しかし、今年度はその報告がありません。

お迎えの時に「今日は午前中1時間くらい寝て、お昼寝もしました〜」と先生から口頭で伝えられる程度。

ある時、アプリでの睡眠の報告は無くなったのか尋ねると、

「実は、1歳児クラスは午前睡をとらないんです。でも、息子くんはよく寝るんですよ。他の子が午前中活動している時も寝ていたり、お昼ご飯の途中で寝ちゃったりするんです。こんなに寝るの、息子くんだけなんですよ。」

・・・間違いなく、朝が早すぎるためでしょう。

夜は娘より後に寝つくものの、9時前には寝ていることがほとんど。

となると、原因は朝の起床時間。

まさか、クラスで一番の年長者であるはずの4月生まれの息子が、いまだにひとりだけ午前睡をとっているなんて。

なんというか、可愛過ぎます。

マッサージで眠気スイッチがオンになる

朝起きる時間が早いのは、どうしようもありません。

「まだ寝る時間だよ」と諭しても、嫌がって一人で遊び初めてしまいます。

したがって、改善すべきは就寝時間。

なんとか娘が寝る時間に合わせ、息子も一緒に寝かしつける必要があります。

息子の眠気スイッチは、ずばりマッサージ。

優しく足や手を揉んであげるとたちまち大人しくなり、気がつくと夢の中。

その前に歯磨きを嫌がる息子と格闘しなければならないのですが、それさえ乗り切ればこちらの勝利。

朝が早いことには目を瞑るから、せめて夜だけは静かな時間を過ごさせて。

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