エッセイ

私の散歩は1日2回

台風の影響もあってか、激しい気温の変化に一喜一憂する長月の今日。

体調を崩しそうで崩さない季節の変わり目に、振り回せれる日が続きます。

夏が終わり過ごしやすくなったかと思えば、真夏のような暑さに逆戻り。

それでも朝晩は冷えるようになってきたので、着ていく服にも頭を抱えます。

夏はまだ、私たちとお別れしたくないようです。

パパっ子の息子と、ママっ子の娘?

さて、我が家の子どもは4歳と2歳。

下の子は甘えたい盛りでパパにべったり(びっくりするほどのパパっ子です)。

でも、上の子もまだまだ甘えたいお年頃。

それでも下の子に気を遣ってか(あるいはママに気を遣ってか笑)、これまでずっとパパっこでやってきた娘が、最近はあまり私のところに寄ってきません。

息子がパパのところに来るのを見るや、ママのところに甘えに行きます。

でも、(私の勘違いかもしれませんが)そういう時の娘はどこか寂しそうな顔を見せるんです。

「弟ばかりずるい」

「本当は私もパパに甘えたい」

そんなことを顔に書くんです。

そこで、子どもと接する時は必ず、娘と息子それぞれに私と2人きりの時間を作ってあげるようにしています。

どうしても下の子と過ごす時間が多くなりますが、それでも上の子との時間を確保できるように。

2人同時に遊ぶのは難しい

子どもと遊んでいて感じるのは、2人同時に遊ぶことの困難さ。

子どもだけで遊ぶときは姉弟仲良くやっていますが、そこに親が入った途端、親の取り合いが始まります。

もちろん、家族みんなで同じ遊びを楽しむこともできます。

・・・が、時間が経つにつれ、子どもたちは各々好きなことをやり始めます。

そうすると、姉弟はそれぞれ自分がやりたい遊びに親を巻き込もうとするのです。

はじめは1人ずつ順番に相手をし、うまく遊ぶことができるものの・・・

当然のことながら、2人の遊ぶペースは一定ではありません。

いくら交互に相手をしていても、そのうち同じタイミングで

「パパ見てー!」

「ママ聞いてー!」

となります。

子どもにとっては唯一無二のママとパパ。

いくら姉弟とはいえ、そんなママとパパを2人で分かち合うなんてことはまだまだ難しいでしょう。

どちらかが甘えていれば、どちらかが嫉妬して、自分が独占したい!という気持ちが出てくるもの。

だからこそ、それぞれに2人きりの時間をプレゼントします。

お散歩は1人ずつ、抱っこして

我が家ではよく、寝る前に夜のお散歩に出かけます。

4人全員で出かけることもありますが、共働きの我が家は夜に片付けるべき家事が山積み。

そこで1人ずつ抱っこをして、順番に親と子2人きりの散歩を楽しみながら、少しずつ眠る準備をします。

清々しい夜風にあたり、虫の歌声に耳を傾けていると、歩きながら寝てしまいそうになるほどリラックスできます。

そして、子どもをギュッとしながら「大好きだよ」と伝えてあげています。

もちろん、子どもからも「大好きだよ」のお返しつき。

秋分の日の3連休は義実家に遊びに行きましたが、その時も同じように(まだ夕方でしたが)散歩をしました。

赤。

黄色。

オレンジ。

まだ明るいうちに散歩に出かけると、いろんな色に出会えて楽しいですよね。

息子はオレンジが大好き。

娘はピンクが大好き。

今度散歩に出かけるときは、ピンクのお花を探してみます。

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