エッセイ

大人になってから始めたバドミントンが楽しすぎる

なんだか鼻がむずむずして、目がかゆい。

三寒四温。

春の足音が聞こえてきたような、でもまだ少し遠いような。

まだまだ冬も頑張っていますが、花粉はもう飛び始めています。

今年も早めに耳鼻科を受診し、薬を処方してもらいました。

花粉に負けず、体を動かして健康づくりに励みます。

バドミントンを始めたきっかけ

中学校から大学まで、バレーボール部に所属していました。

ポジションは色々やりましたが、セッターをやっていた期間が一番長かった気がします。

レフト、ライト、リベロ、セッター・・・センター以外は一通りやりました。

でも、一番しっくりきたのは、セッター。

3段攻撃が基本のバレーボールで、必ずボールに触れることができるのはセッターです。

1本目と3本目に関わるのは、セッターを除いた5人のうちの誰か。

2本目はほとんどの場合、セッターがボールに触ります。

せっかく試合をするなら、ボールにたくさん触れたほうが楽しいですから。

でも、今はバレーボールはやっておらず、バドミントンをやっています。

始めたきっかけは・・・、あまり覚えていませんが(笑)、

友人に誘われてやってみたバドミントンが意外とおもしろくて、

YouTubeで動画を観てみたら、想像以上に激しいラリーが繰り広げられていたのに驚いて、

それまで「レクリエーションとしてのスポーツ」という認識だったバドミントンを、

「競技としてのバドミントン」という見方で見るようになって、

いつの間にかハマって、今も続けている。

そんな経緯だったと思います。

バドミントンを始めてから、かれこれ6年目。

イメージはいつも、右利きの桃田賢斗。

でも、なかなか勝てません。

バドミントンの面白さ

チームスポーツしかやってこなかった私にとって、個人で戦うスポーツは未知の世界でした。

バレーボールはブロックやレシーブで守り、トスで見方に繋ぎ、スパイクで攻撃します。

でも、バドミントンは違います。

守ったと思ったら相手のターン。

攻撃したと思ったらすぐに返球されて、またすぐに自分のターン。

目まぐるしいラリー展開についていくことができず、はじめは苦労しました。

でも練習するうちに、「攻めながら守り、守りながら攻める」という感覚がわかってきて、

1回の打球に意味を込めてプレーすることの大切さに気づきました。

それはバレーボールにも通じるところがあり、

バレーボールも適当にパスやスパイクを打っているわけではなく、

一球ごとにねらいを持ってプレーしています。

考え方がわかってくると、不思議とプレーも良くなってくるもので、

バドミントンって面白いな、とどんどん引き込まれていきました。

バドミントンの難しさ

しかし、わかってもできなかったり、技術が乏しくてねらい通りのプレーができなかったりと、

やはり新しいことへの挑戦は多くの壁が立ちはだかります。

今まで自分の手でボールを扱っていたのに、ラケットという道具を介してでないとシャトルを扱えません。

経験者の友人たちは、まるで自分の体の一部のようにラケットを扱いますが、

私にとってのラケットはただの道具で、体から切り離されたものでしかありません。

大きな動きは経験者の真似をすることができても、細かいラケットワークはなかなか真似できません。

「考えてもうまくいかないって。感覚だよ、感覚!」

その感覚がないから困っているのに、私の周りには優秀なコーチになれる経験者がひとりもいません。

やはり、小さい頃から培った感覚が大切なのでしょうか。

そう考えると、子どもには色々な運動を経験させて、感覚を養ってほしいと願うばかりです。

寄る年波に抗う

バドミントンをやっていて一番感じるのは、体力の衰えです。

特に下半身は驚くほどに弱っています。

加齢とともに筋肉は衰えるものと理解はしていますが、実際にそれを感じると認めたくないのが人の性。

「こんなもんじゃない。俺はできるはずだ!」

漫画の世界のように、「強い気持ちがあれば奇跡が起きる」と信じてシャトルを追いかけますが、

待っているのはシャトルが床に落ちているという現実のみ。

気持ちだけではどうにもなりません。

奇跡を起こせるのは、努力をしている人だけなんです。

それならば、努力して奇跡を起こそうじゃありませんか。

腕立て伏せ、腹筋、背筋、片足スクワット、逆立ち。

今思いついた、家でできそうなトレーニング5選です。

これを毎日、慣れるまでは無理のない回数で、新しい習慣にしていこうと思います。

加齢に負けるな!

PVアクセスランキング にほんブログ村