エッセイ

【一姫二太郎】姉弟ごっこ遊びの良かったこと、困ったこと

最近、長男ぎーぐの言語習得の勢いがすごいです。

たどたどしく喋るところがかわいい時期である2歳児。

2歳になってまだ5ヶ月しか経っていないのに、姉のういちゃんとも立派に意志の疎通ができるほどしっかりと話します。

いつまでも赤ちゃんでいてほしい派の私と妻は、日に日に成長していくぎーぐの様子になんだか複雑な気持ち。

ういちゃんの時とは違い、ぎーぐは1歳になってすぐ子ども園に通うことになったからでしょうか。

共働きでぎーぐと過ごす時間が少ない分、なおさら成長が早いと感じます。

できれば、もう少しゆっくりと育ってほしい!笑

姉弟で楽しくごっこ遊び

育ち盛りのぎーぐは、姉のういちゃんが大好き。

「ういちゃん、ういちゃん」

と、いつも姉のうしろを追いかけては一緒に遊んでいます。

そんな2人のお気に入りは「ごっこ遊び」!

ごっこ遊びとは、好きなキャラクターやおもちゃの真似をする遊びのことで、我が家では「お医者さんごっこ」や「プリンセスごっこ」、「パパママごっこ」、「パウパトロールごっこ」が人気です!

弟ぎーぐがとくに好きなのは、「新幹線ごっこ」と「マックイーンごっこ」!

お気に入りのキャラクターになりきって、思い思いにごっこ遊びを楽しんでいます。

また、ぎーぐはういちゃんが話す言葉を真似して、どんどん吸収していきます!

 

ういちゃんがプリンセスのお医者さんごっこで「こんにちはー!どうしましたかー?」と言えば、

ぎーぐは新幹線を2つ用意して、「こーちわー、どうしま、かー?」と真似をします。

ういちゃんはぎーぐの発音が気になり、「違うよ!こんにちはー、だよ!」と教えてあげます。

ぎーぐはうんうんと大きくうなずき、「こーちわー!」と真似をします。

まだまだ練習が必要です。

 

こんなふうに、「弟が姉の真似をして、姉が弟に教える」という構図が、ごっこ遊びでは自然に起こります!

なので、姉弟2人でごっこ遊びをしているときは、2人だけの世界を壊さないよう、私と妻は静かにビデオを回しながら見守ることにしています。

しかし、ぎーぐがうまく喋れないころは、姉弟でうまく遊ぶことができませんでした。

ひとりで遊びたい姉と、一緒に遊びたい弟

ぎーぐがまだ2歳になる前、よくこんなことがありました。

ぎーぐはお気に入りのおもちゃをういちゃんに見せながら、何かを伝えようとします。

でも、うまく発音できないせいで、ういちゃんになかなか伝わりません。

それでもぎーぐは一生懸命に話し続け、なんとかういちゃんに伝えようとします。

ういちゃんも「なーに?」と聞いてあげるのですが、なかなか理解できません(笑)

必死に伝えようとするぎーぐの話を真剣に聞くういちゃん。

なんとか推測したういちゃんは、「これははやぶさだよ」とぎーぐに答えますが、どうやら求めていたことと違うみたい。

うまく伝えることができず悔しかったのか、はたまた悲しかったのか、ぎーぐはついに泣き出してしまいました。

そうなるとういちゃんもあまりいい気分ではありません。

「ちゃんと聞いてあげたのに、ぎーぐがおこる!」

と、ひとりで遊び始めてしまいます。

ふたりとも一緒に遊ぼうと歩み寄りますが、うまくコミュニケーションが取れないもどかしさ。

いくら姉弟とはいえ、最低限の会話ができるようにならないと、一緒に遊ぶのは難しいときがありますよね。

気持ちの代弁をすることで解決する

ういちゃんとぎーぐがうまくコミュニケーションをとれないとき、我が家ではお互いの気持ちを代弁してあげるようにしています。

例えば上の場合、まずはういちゃんに話を聞きました。(姉を立てることが大事だと思います)

私「ういちゃん、何があったの?」

ういちゃん「ぎーぐの話を聞いてあげたのに、おこったの」

私「そっか、それは悲しかったね。」

ういちゃん「うん」

私「じゃあ、ぎーぐにもなんで泣いちゃったのか聞いてみるね」

ういちゃん「うん」

 

私「ぎーぐも悲しかったね」

ぎーぐ「うん」

私「この新幹線をういちゃんにどうぞしてあげたの?」(ぎーぐは、どーど!と言っていました)

ぎーぐ「うん(泣)」

私「じゃあういちゃんに話してみるね」

 

私「ういちゃん、ぎーぐは新幹線をういちゃんに貸してあげたかったんだって。それでうまく伝わらなかったから悲しくて泣いちゃったんだって」

ういちゃん「えー、うい新幹線使わないから、ぎーぐ使っていいよ」

私「そうなんだ、じゃあぎーぐに伝えてあげて?」

ういちゃん「いいよー」

 

こんなふうに気持ちを代弁してあげると、子どもは自分の気持ちを理解してもらえたと感じ、少し落ち着くように思います。

また、子供にとっては相手の気持ちを理解することも難しいことなので、ぎーぐがどういう気持ちだったのか伝えることで、ういちゃんは冷静になれたようでした。

もちろん、ぎーぐも気持ちを代弁してあげることで泣き止むことができ、その後2人はまた仲良く一緒にごっこ遊びを楽しんでいました!

姉弟の絆が深まるごっこ遊び

年齢によっては一緒に遊ぶことが難しいごっこ遊びですが、親がうまくサポートしてあげることで姉弟仲良く遊ぶことができます。

さらに、姉弟で一緒にごっこ遊びをすることでふたりだけのコミュニケーションが増え、絆が深まっているように感じます。

できれば、ふたりの中に入っていって、一緒にわいわい遊びたいのが本音です。

でも、ふたりだけの世界ではたくさんの学びがあり、邪魔をしてはいけないような気がするんです。(もちろん、誘われたときは参加しています!)

2人だけで遊ばせる時間を作ることで、それが当たり前になり、親が解放される時間も確保されるおまけつき(笑)

今後もあたたかく見守ります。

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