一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。
2023年も気づけば2ヶ月と3日が過ぎました。
3月。
同僚は異動の内示を受け、新型コロナウイルス感染症の規制が緩和の方向に動いています。
職場では、数年ぶりに送別会を催すことになりました。
大々的に、とまではいきませんが、会食をしやすい雰囲気になりつつあることは喜ばしいことです。
3年ぶり?でしょうか。
職場の送別会がどんな形で行われていたか、記憶があやふやなのは皆同じなはず。
いったい、どうして私が幹事をしなければならないのでしょうか。
記憶を辿る
まず、何から決めたら良いのやら。
とりあえず、日時と場所?
いやいや、そもそも誰を誘うのか。
人数が決まらないと場所も確定しない?
まったく、面倒なことになってしまいました。
過去の記憶を辿り、以前幹事をした時の仕事の流れを思い出します。
とりあえず、同じ部署の同僚数名に声をかけ「同じ部署で異動の内示が出た同僚の送別会」という名目を立てました。
これで合計人数7人。
うん、ちょうどいい。
何事も少人数である方が小回りが効くので都合が良いのです。
ところがどっこい、異動する同僚(Aさん)が張り切って「もっと誘ってわいわいやろう!」と言うのです。
まあ、そうですよね。
宴会は人数が多い方が盛り上がります。
それに、久しぶりの宴会ですから。
まあ、その分、幹事は仕事が増えますが・・・。
あの部署のあの人も異動らしい、と手当たり次第に声をかけ、異動する他の同僚2名も加わりました。
これで9名。
うんうん、まだ許容範囲。
10人前後なら、いいんじゃない?
安堵する私をよそに、送別会の規模はどんどん大きくなります。
「異動する2名とゆかりのある人を誘わないと!」
ですよね。
2名それぞれの、同じ部署の同僚と、親交が深かった同僚を加え、送別会は参加者合計20名の大宴会に成長しました。
場所が決まらず二転三転
20名となるとなかなかの人数です。
なるべく全員に都合の良い場所を選ばなくてはなりません。
しかしAさん、そんな幹事の気持ちを気にもせず、Aさん行きつけの店にしようと言い出したのです。
そこは結構な距離があり、遠過ぎて参加できない人も出てきてしまいます。
いやー、困った。
Aさんは送別会の主賓的な存在ですから、無碍にもできません。
一応、他の参加者にも確認をとりますが、やはり不参加になる方が続出。
Aさんに事情を説明し、全員が参加しやすい場所で店を探すことになりました。
後日。
「やはり行きつけの店にしよう」とAさん。
なんか、自由すぎてもう(笑)
大人数にしようと言い出したのはAさん。
でも、Aさん行きつけの店にすると、参加者が減ることはAさんもわかっているはず。
それでも行きつけの店に行きたいAさん。
一度参加の返事をもらっている人たちはどうすれば良いのでしょうか?
声をかけて回っているこちらのことも考えて欲しいものです。
宴会料金も値上がりしている?
なんとか全員が参加できる場所で店を探すことになったものの、今度は手頃な値段の店が見つかりません。
まさか、宴会料金も値上がりしているのでしょうか。
3年前と比べると、2,000円ほど高くなっているのでは?
仕事以外のことでこんなにも頭を悩ませることになるとは思いませんでした。
幹事はつらい。
送別会、無事にかつ早く終われ!